この記事を最後まで読んで、うおっと思った。
■いよいよ社会復帰
育児休業を終えての社会復帰……。
もし、あたなの周りに子育てエンジニア(いや、エンジニアに限りませんが)がいたら、少しだけ温かい気持ちで見守ってほしいと思います。
彼ら、彼女らには独身のころには分からなかった精神的プレッシャーが想像以上に重くのしかかっているのです。まさに、やってみて初めて…..続きはこちら
この人ほど厳しい生活じゃなかったけど、私も前職ではちょっと似たような思いをしていた。
新卒で7ヶ月の子供がいたからね。みんなが入社当初
「うちに帰ったら疲れて寝ちゃうよね」
なんて話をしているのを聞きながら、一方私は子供が寝つかないから、なかなか寝られない。子供が寝てからやっと手がつけられる家事。(当時旦那はあんまり手伝ってくれなかった。手伝えといったら「疲れている」といって切れた。)しかも夜中に授乳で何度も起こされる・・・・。
それでも若い自分は、仕事面でも成長したいって気持ちを捨てられず、時間がある同期に負けまいと思って、ちょっと出来た自由時間に資格勉強に食らいついた。
自分で選んだ道だし、あまり愚痴は言うまいと思った。
大変でしょ?といわれても、気持ちが張り詰めていて
「いい経験させてもらってます。ささえてくれる周りに感謝してます。」
と一律の答えしか返せなかった。
ただ、なんとなく孤独感が積もっていった。
(今でこそ振り返って、こんな風に文章に出来るけどね。)
実家の近くに住んでいるから、母も支援してくれたし、核家族の人より全然楽してると思う。(「なるべく自分でやらせる主義」だったのと、母も多忙のため、必要以上の手厚さはなかったが。)
職場の人の理解もあって、定時で帰らせてもらえた。
ただ申し訳なくて、神経はすり減らした。
定時で帰らなきゃいけないと思うと、仕事の効率は上がる。
「ぐるるんは仕事が速い」といわれた。
コンピュータの専門知識があったのが幸いして、ほかの人が1時間
迷ってるようなことを5分ほどで解決できたというのもあった。
でも定時で帰るために、犠牲にしたものもある。
「自分に割り当てられた仕事じゃないけど、同期のうち誰かがやらなきゃいけない仕事」
の類にあまり参加しなかった。
5時半には子供のお迎えのために退社しなきゃいけない。
時間ぎりぎりになってその仕事の類が発生したら、ほかの人にしてもらうしかない。
そしたらあるとき同期の一人から
「もうすこし周りに敏感になったほうがいいですよ。」
とメールが届いた。
私がやらなかったことが箇条書きにして書かれてきた。
周りに気づかないんじゃない。気づいてるけど出来なかった。
私だって本当はもっと協力したい、人に迷惑かけたくない。
もともと人が喜ぶことをするのが好きだ。
「もっと本当はこうしてあげたい」と何度も思った。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
でもそうするしかなかったんだよ・・・。
ただ席がブースで隔てられているから、私が参加しないことを
わびるような機会もなかなかもてずにいたのがもどかしかった。
(それでも謝る機会を作るべきだったかもしれない)。
そう思いながら、謝罪の返信を書くしかなかった。
定時に退社してるのは私の勝手な都合だしね。
あの記事を読んで、そんなことを思い出していた。
今思えばそれも含めて、よい経験だ。
ちなみにその同期の子とは、特に仲が悪かったわけじゃない。
その子は人一倍私のコンピュータの実力を認めてくれて、いろいろ質問してくれた。定時退社にも理解は示して協力してくれていた。そして私が退職するときは、自ら盛大なお別れ会を企画してくれた。
「人一倍思い入れがある人だったので、力をいれて送別会を企画しました!」
といってくれて、目が熱くなった。
あのメールは、ものをはっきり言う性格なのと、私をある程度信頼して指摘してくれたことなのだろう。
その子が私が退社するときに作ってくれた、社員50人全員からのビデオメッセージを集めたDVDは大事な宝物だ。
会社の人は本当にいい人ばかりで、こんな私でも円満退社させてもらった。
人に恵まれているのはとてもありがたいことだ。
父の会社に転職して以来、そういう類のプレッシャーはなくなった。
(ばーちゃんがアルツハイマーだったり、別の意味で問題抱えてるけど^^;)
旦那も、家事を積極的に手伝ってくれるようになったし、子供もある程度大きくなって、パパと遊ぶ時間を楽しみにしている。
こんなブログをのんきに書く時間も少しずつ得られるようになった。
そして、家に帰ったときの子供の笑顔は何にも変えがたい喜びだ。
これからは、もうちょっと気持ちに余裕を持って、何事も楽しみながらできるような気がしている。(もとより些細なことに喜びを見出せる性格のはずが、ここしばらく必死になるばかりでそれを忘れていたと思う。)
子育てしながら働いてる人がいたら、優しく見守ってあげてね。